化学系の大学院生は英語が苦手でも何とかなる理由を紹介

大学院
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こんにちは。優です。

私は2021年3月に大学院博士前期課程を修了し、現在はBtoBメーカーで研究開発職として働いています。

化学系に限らず、理系の学科に所属している人には大学院進学を考えている人が多いと思います。

大学院に進学する上で、英語に関して不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

この記事では

・大学院進学は英語が苦手でも大丈夫?
・研究を行う上でいつ英語を使うの?

といった疑問にお答えします。

まず結論を申し上げると、

大学院で研究を行っていく上で英語が得意に越したことはないが、英語が苦手でも何とかなります。

私自身そこまで英語は得意ではありませんし、研究室の同期にはTOEIC400点台の人もいました。

そんな人でも大学院生活を乗り切っています。

そこで今回は、何故「研究を行っていく上で英語が苦手でも何とかなるのか」を解説します。

研究生活で英語を使う場面

論文を読む書く
学術論文のほとんどが英語で書かれているため、論文の内容を知りたければ英語を読まざるを得ません。
読むことと比べると、論文を書くことは圧倒的に少ないと思いますが、書くことになったら基本的に英語を使うことになります。

国際学会での発表
国際学会には様々な国の人がいます。
そのため、国際学会で発表する場合は英語での発表となります。

留学生との会話
研究室に留学生がおり、その留学生があまり日本語が得意ではなかった場合、会話で使う言語は英語になることになると思います。

英語を使う場面での対策:Google翻訳が超便利

Google翻訳 画像

研究生活で英語を使う場面として、「論文を読む・書く」「国際学会での発表」「留学生との会話」を挙げました。

難しそうと感じたかもしれませんが、Google翻訳を使えば大丈夫です。

論文を読む
英文をGoogle翻訳で日本語に訳せばOKです。
専門用語などは正しく訳されなかったり、日本語に訳しても意味がわからないものもあります。
その際は、Googleで検索すればほとんどの用語で答えが見つかります。
ただ、コピペができない場合などにGoogle翻訳を使おうとすると、英文を一から打ち込まなくてはならないので非常に面倒ですし、時間がかかります。

論文を書く
読む時とは逆にGoogle翻訳で日本語を英語に訳せばOKです。
ただし、日本語を英語に訳した時は正しく訳せているかの判断が難しいので注意です。
自分で論文を書くことになった場合でも教授のチェックが必ずあり、おかしいところは直しが入るので、あまり深刻に考える必要はありません。

国際学会での発表
英語での発表と言っても、原稿を作って暗記すれば問題ないです。
まずは日本語で原稿を作って、Google翻訳で英語に訳しましょう。
問題は発表後の質疑応答ですが、図や表、化学式などを使って説明するなら高い英語力が無くても大丈夫です。

留学生との会話
コミュニケーションが目的であれば、片言での会話でも全然OKだと思います。
また、留学生がある程度日本語を話せる場合は、英語で話す必要がないです。

Google翻訳に頼りすぎは良くない

とりあえずGoogle翻訳を使えば大丈夫とお伝えしてきましたが、Google翻訳に頼りすぎるのは良くありません。

「あれだけGoogle翻訳を推してたのになんだよ!」

と思う方もいつかもしれませんが、

Google翻訳に頼りすぎると、自分の英語力がいつまで経っても上がりません

なので、Google翻訳に頼るのは時間が無くて切羽詰まっている時などに限定し、普段は単語の意味を調べるなど補助的に利用するのが良いと思います。

論文を自力で訳すのは「専門分野と英語」両方の勉強になる

論文 画像

自分の英語力を上げ、極力Google翻訳に頼らなくてもよくなると、

  • 論文を読む・書くスピードが上がる
  • 国際学会などで質問にきちんと答えられるようになる
  • 留学生や海外の教授とコミュニケーションが取りやすくなる

といったメリットがあります。

研究を行いながら自分の英語力を上げるのに一番良い方法は、「論文を自力で訳す」ことです。

自力で訳し、その内容をしっかりと理解することで、英語力を上げるだけでなく自分の専門分野の知識も蓄えることができます。

一石二鳥ですね!

まとめ

以上、「研究を行っていく上で英語が苦手でも何とかなる」理由を解説しました。

結論としては、Google翻訳を使えば大体のことは何とかなります。
ただ、Google翻訳に頼りすぎると自分の英語力が上がらないので注意が必要です。

この記事が少しでも、大学院進学を考えている方の参考になれば幸いです。

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