化学系修士の就活体験記

大学院
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こんにちは。優です。

私は今年、大学院博士前期課程を修了し、BtoBメーカーに技術系総合職として就職しました。

この記事では化学系修士の就活本選考について、私の体験談や感じたことを書かせていただきます。

具体的には

  • どのような企業にエントリーしたか
  • エントリー数について
  • エントリーシートについて
  • 研究概要について
  • 就活中のメンタル

について紹介します。

エントリーする企業は、自分の専門に近くなくても良い

私の研究は有機合成に関することだったので、医薬品や農薬、機能性分子の開発を行っている企業を中心にエントリーをしていました。

ただ、自分の専門に近いものではない、金属や半導体などを主に扱っている企業にも少しですがエントリーしていました。

最終的に私は 「自分の専門に拘る必要はない」 と考えて、勤務地や福利厚生などに重きをおいて就職先を決めました。

自分の専門に拘りすぎると選択肢を減らすことにもなりますので、専門分野に拘らずに多くの企業に目を向けるのが良いです。

ちなみに、エントリーは「リクナビ」「マイナビ」から主に行っていました。

リクナビやマイナビで目当ての企業が見つからない場合、企業のホームページからエントリーできると思うので確認してみてください。

できるだけ多くの企業にエントリーする

私が就活本選考にエントリー(書類提出)したのは31社で、書類審査を通過したのは15社、その後複数回の面接を経て2社から内々定を頂きました。

就活を終えて思ったことは、書類の提出に関しては「出せるだけ出す」という方針が良いということです。

書類選考の段階で企業数を絞って、通過数がすごく少ないとものすごく不安になります。

書類は出せるだけ出して、その後の選考で複数社日程が重なるなどしたら、志望度の低い順に選考を辞退するのが良いと思います(企業の方には申し訳ありませんが…)。

ただし、適当に書いた書類では当然、選考を通過することはできません。

質より量という考えではなく、質の良い書類を可能な限り出すということはきちんと意識しておいてください。

また、書き上げたESなどの書類の内容は、他の企業にエントリーするときに使いまわせるので、上手く活用していきましょう。

エントリーシート(ES)は他の人に見てもらう

私の場合、ESは企業のホームページ、「就活会議」「みんしゅう」といったサイト、研究室の先輩の就活データを参考にして作成していました。

また、作成したESを研究室の同期や先輩に見せて確認してもらっていました。

ESを他の人に確認してもらうことは、かなり大事です。

他の人に見せることで自分では気づかなかった誤字・脱字が見つかったり、こう書いた方がいいんじゃないかとアドバイスも貰えるので、より良いESにすることができます。

研究概要は専門外の人にもわかるように

研究職や技術系の職種に応募する場合、ほとんどの企業でESと一緒に自分の研究の概要をまとめて提出することになり、技術面接などはこの研究概要を見ながら行われることがほとんどです。

研究概要作成において私が意識していたのは、専門外の人にもわかるような内容にするということです。

提出した研究概要を見るのが、自分と同じ専門の人とは限りません。

理系出身でないことだってあります。

そのような人に、専門用語だらけの研究概要を見せても理解してもらえません。

そのため、専門用語はできるだけ使わない、使うならその用語についてわかりやすく説明すると良いと思います。

ただし、研究概要を見る人が自分と近い専門の人だとわかっている場合は、専門用語を使っても良いと思います。

また、研究概要もESと同様に、他の人に見せると良いです。

研究室の先輩や同期だけでなく、他の専門の人や理系でない人にも見せると、誰が見てもわかりやすい研究概要に近づくと思います。

就活中はみんな精神的にきつい

就活中はほとんどの人が精神的に辛いはずです。

私自身もそうでした。

お祈りメールが届く度にどんどん不安になりました。

この不安を少しでも減らす方法としては、多くの企業にエントリーするのが良いと思います。

1社落ちてしまっても、まだまだ選考途中の企業があるという状況をつくれます。

また、第一志望の企業で残念ながら落選となってしまった場合などは、素早く気持ちを切り替えることが大事です。

第一志望に落ちてしまったらショックだと思います。

ですが、落ちたという結果は変わることはありません。

その企業とは少なくとも就活中はもう関わることはありませんから、縁が無かったと割り切って次の選考に向けて準備をしましょう。

まとめ

私自身の就活体験談や就活で感じたことを紹介してきました。

以下にポイントをまとめておきます。

・エントリーする企業は、自分の専門に近くなくても良い
・できるだけ多くの企業にエントリーする
・エントリーシート(ES)は他の人に見てもらう
・研究概要は専門外の人にもわかるように
・就活中はみんな精神的にきつい

皆様の就活に、少しでも役立てて頂けたらと思います。

皆様が後悔なく、就活を終えることができるよう祈っています。

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