”アイアンマン”や”スパイダーマン”をはじめとする、数多くのスーパーヒーローを生み出した、アメリカの大手コミック出版社であるマーベル・コミック。
そのマーベル・コミックの製作スタジオである、マーベル・スタジオでは『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)』という映画・ドラマシリーズが製作されており、代表作として『アベンジャーズ』が挙げられます。
この記事では、MCUの映画5作品目『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』について紹介していきます。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の概要
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画第5作目であり、MCUの『キャプテン・アメリカ』シリーズの第1作目として2011年に公開されました。
主演はクリス・エヴァンス、監督はジョー・ジョンストンが務めています。
本作は第二次世界大戦中に誕生したヒーロー”キャプテン・アメリカ”を描いた作品であり、ほとんどのMCU作品が現代におけるヒーローを描いているのに対して、本作では第二次世界大戦中という過去の時代が描かれているのが特徴となっています。
本作の内容は、MCU映画6作目の『アベンジャーズ』をより楽しむ上でも重要となるので、『アベンジャーズ』が気になっている方は、本作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』も観ておくことをオススメします。
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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のあらすじ
第二次世界大戦中の1942年。
ナチスの極秘科学部門”ヒドラ”の将校であるヨハン・シュミットの部隊がノルウェーへと侵攻し、強大なエネルギーを宿す”コズミックキューブ”を奪いとる。
そしてヒドラはコズミックキューブのエネルギーを用いた新兵器の開発を行い、世界を征服する準備を着々と進めていた。
一方、ニューヨークでは強い正義感と勇気をもつ青年”スティーブ・ロジャース”が軍への入隊を志願していた。
しかし、結果は不合格。
出身地を偽り、何度も入隊を試みたが全て不合格であった。
彼の正義感と勇気は人一倍であったが、体はあまりにも貧層であり、かつ病弱だったのだ。
ある日、親友のバッキーと共に訪れた最新技術の展覧会で、兵士の募集が行われていることを知ったスティーブは、最後の運試しだと考え入隊を申し込む。
その際、偶然出会ったアースキン博士に見出され、スティーブは戦略科学予備軍(SSR)へと入隊し、”スーパーソルジャー計画”の被験者候補となる。
他の候補者たちと比べて体格で大きく劣るスティーブであったが、過酷な訓練を通して、彼の勇敢さが上官のペギー・カーターやフィリップス大佐に認められ、スーパーソルジャー計画の被験者として選ばれる。
そして、フィリップス大佐、ペギー・カーター、アースキン博士、天才科学者であるハワード・スタークらの立ち合いのもと、スーパーソルジャー計画が実行される。
スティーブはアースキン博士が開発した”超人血清”の身体への注入とβ線の照射により、筋骨隆々な常人離れしたパワーをもつ超人兵士となる。
超人として生まれ変わったスティーブは、仲間そして国のためにヒーロー”キャプテン・アメリカ”として、戦場へと身を投じていく。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の見どころ
キャプテン・アメリカ誕生までの軌跡
今後のMCU作品でもアベンジャーズの中心メンバーとして、活躍していくキャプテン・アメリカ。
今作ではスティーブ・ロジャースがヒーロー”キャプテン・アメリカ”になるまでの軌跡が描かれます。
ひ弱だったスティーブは正義感と勇気を武器にして困難に立ち向かい、”スーパーソルジャー計画”の被験者に選ばれます。
そして、超人血清によりスティーブは見事超人兵士となります。
ただ、初期のキャプテン・アメリカは政府によってつくりだされたマスコットキャラクターのような存在で、英雄とはほど遠いものでした。
もともと戦場で役に立ちたいという思いから軍への入隊を希望していたスティーブは、戦場で活躍できるだけの力を手にしたにも関わらず、何もできていないという状況に悩むことになります。
そんなスティーブ(キャプテン・アメリカ)も最終的には英雄として語られることになります。
”キャプテン・アメリカが英雄となるまでにどのようなことがあったのか”、そして”スティーブはどのような心境だったのか”が本作の見どころとなります。
キャプテン・アメリカの代名詞とも言える”盾”を使った戦闘
キャプテン・アメリカは常人とはかけ離れた力を発揮しますが、あくまでも人間です。
ハイテクスーツで戦うアイアンマンや、魔法のハンマーや雷を操るソーとは異なり、びっくりテクノロジーや超能力などを使わず生身で戦うのがキャプテン・アメリカの魅力でしょう。
そして、キャプテン・アメリカと言えば星条旗があしらわれた円形盾を使った戦闘です。
防御だけでなく、打撃、投擲など多様な使われ方をします。
バリエーション豊富な、盾を活用したアクションシーンは見ものです。
スティーブとペギーの関係
本作を観る上で、スティーブとペギーの関係性にも注目です。
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、何とも切ない2人の関係性にあなたも何かしら感じるものがあるでしょう。
MCUにおける偉人たちの登場
本作は第二次世界大戦中の1942年での出来事を描いたものであり、MCUの世界でやがて偉人と呼ばれるような人物が何人も登場します。
他のMCU作品(アイアンマン、インクレディブル・ハルク、マイティ・ソーなど)の時代では、”S.H.I.E.L.D.”という国際平和維持組織が活動をしており、この組織はスティーブが入隊したSSRを基に創設された組織です。
このS.H.I.E.L.D.の活動により、やがてはヒーロー集団”アベンジャーズ”が結成されることになります。
そして、S.H.I.E.L.D.を創設したメンバーというのが、SSRの指揮官チェスター・フィリップス大佐、スティーブの心の支えとなったペギー・カーター、そしてトニー・スターク(アイアンマン)の実父であり、キャプテン・アメリカの盾を作ったハワード・スタークなどになります。
このような人物たちが登場する本作を観ておけば、本作以降のMCU作品を観るときにより楽しむことができるようになります。
エンドロール後の映像
本作に限らず、MCU作品にはエンドロール後にも映像があります。
MCUの次回作となる『アベンジャーズ』に関連する内容となっていますので、この映像も観ておくことをオススメします。
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