数多くのスーパーヒーローを生み出した、アメリカの大手コミック出版社であるマーベル・コミック。
そのマーベル・コミックの製作スタジオである、マーベル・スタジオではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)という映画・ドラマシリーズが製作されています。
そして、映画13作目の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて、超人気キャラクターの”スパイダーマン”がMCUに登場し、映画16作目としてスパイダーマンの単独作品『スパイダーマン:ホームカミング』が公開されました。
この記事では、そんなMCU初のスパイダーマン単独作品『スパイダーマン:ホームカミング』について紹介していきます。
『スパイダーマン:ホームカミング』の簡単な解説
アメリカのマンガ”マーベル・コミック”を原作とした映画・ドラマシリーズ作品『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)』。
その映画16作目として2017年に公開されたのが『スパイダーマン:ホームカミング』です。
監督はジョン・ワッツ、主人公ピーター・パーカー役をトム・ホランド、ヴィラン(悪役)のエイドリアン・トゥームス(ヴァルチャー)役をマイケル・キートンが務めています。
本作では、MCU映画13作目の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での出来事より後の物語が描かれます。
MCU初のスパイダーマン作品となる本作ですが、過去に公開されたサム・ライミ監督による『スパイダーマン3部作』や、マーク・ウェブ監督による『アメイジング・スパイダーマン』シリーズとは異なり、主人公ピーター・パーカーが既にスーパーパワーを持っている状態で物語がスタートするのが特徴となっています。
本作はMCU映画16作目ではありますが、MCUのスパイダーマン作品としては1作目ですので、過去のMCU作品を観ていなくても十分に楽しむことができます。
ただ、6作目『アベンジャーズ』や13作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を事前に観ておいたほうが、ストーリーは理解しやすいです。
MCUの記事はこちら
⇒⇒⇒ [海外映画・ドラマシリーズ紹介] MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)
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⇒⇒⇒ [海外映画紹介] スパイダーマン [サム・ライミ版1作目]
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『スパイダーマン:ホームカミング』のあらすじ
エイドリアン・トゥームスは、ニューヨークで起こった”アベンジャーズ”と”チタウリ”の戦いによる残骸を回収する仕事を任されていた。
しかし、突如現れた人物に「残骸回収は今後スタークインダストリーズと政府で行う」と言い渡され、職を失ってしまう。
路頭に迷うトゥームスは、政府に未提出のチタウリの兵器を利用しようと考える。
それから8年後、トゥームスは大きな機械の翼を持つヴィラン”ヴァルチャー”となり、仲間たちとともに、チタウリの兵器からつくったハイテク兵器の密売をするようになっていた。
一方、クイーンズ在住の高校生ピーター・パーカーは、アベンジャーズ内の抗争に参戦した際にトニー・スタークから貰ったスーツを身に着け、親愛なる隣人”スパイダーマン”として、街の人々を助ける日々を送っていた。
トニーからは「バカなことはせず、ご近所を助けていろ」と忠告されていたが、ヒーローとして大きな活躍をしたいと思っているピーターは、トニーからの新たなミッションを待ち焦がれていた。
そんなある日、ピーターはATM強盗を捕まえようとするが、強盗たちが持っていた見たことがないハイテク兵器に苦戦し、周辺に被害がでてしまったうえ、強盗にも逃げられてしまう。
その後ピーターは、トニーの忠告を無視してハイテク兵器の追跡を試みるが…
『スパイダーマン:ホームカミング』の見どころ・感想
戦闘中にしゃべりまくるスパイダーマン
原作コミックや過去の映画作品で描かれてきたスパイダーマンは、戦闘中にとにかくしゃべります。
戦闘中のセリフ量は他のヒーローと比べても圧倒的ですし、敵をおちょくることもよくあります。
本作はMCU初のスパイダーマン作品なので、過去作とは全く別のスパイダーマンが描かれるわけですが、戦闘中にしゃべりまくるというスパイダーマンらしさは受け継がれています。
戦闘中にとにかくしゃべることで、アクションのカッコ良さもありながら、コミカルな感じもして、観ていてとても楽しいです。
若さゆえに無鉄砲なピーター
本作の主人公ピーター・パーカーはスーパーパワーを持ち、スーツを着て街の人々を助ける活動をしていますが、中身は15歳の少年です。
その若さゆえ無鉄砲なところがあり、何でも自分1人でできると思い込んでいる身勝手なところがあります。
その身勝手さから失態を繰り返してしまうのですが、それをピーターがどう乗り越え、成長していくのかが本作の見どころとなります。
指導者であるトニーの存在
本作で重要となってくる存在が、ピーターの指導者とも言えるトニー・スターク(アイアンマン)です。
ピーターがどのように成長していくのかに加え、トニーがどのような助言をピーターに与えるのかにも注目です。
また、過去作の『サム・ライミ監督版スパイダーマン3部作』や『アメイジング・スパイダーマンシリーズ』では、スパイダーマンがヒーローになっていく過程で導いてくれる指導者的な人物はいなかったので、指導者がいること自体が本作の面白いポイントかなと思います。
エンディングの途中と終了後のおまけシーン
本作に限らず、MCU作品ではエンディングの途中と終了後に、短いおまけ映像があります。
この映像は今後の作品につながる重要なシーンとなることもあるので、観ておくことをオススメします。
『スパイダーマン:ホームカミング』を観ることができる動画配信サービス
2024年8月13日時点で、「スパイダーマン:ホームカミング」を観ることができる動画配信サービスは以下になります。
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