”アイアンマン”や”スパイダーマン”をはじめとする、数多くのスーパーヒーローを生み出した、アメリカの大手コミック出版社であるマーベル・コミック。
そのマーベル・コミックの製作スタジオである、マーベル・スタジオでは『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)』という映画・ドラマシリーズが製作されており、代表作として『アベンジャーズ』が挙げられます。
この記事では、MCUの映画24作目の『ブラック・ウィドウ』について紹介します。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の簡単な説明
MCUが何なのかわからない人のために、簡単にMCUの説明をします。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは、アメリカのマンガ”マーベル・コミック”を原作とした映画・ドラマシリーズ作品です。
”アイアンマン”や”スパイダーマン”などの様々なスーパーヒーローが、平和を守るために戦う物語となっています。
ヒーローたちは普段は別々に行動していますが、地球が大きな危機に見舞われたときにはヒーロー集団”アベンジャーズ”として集結し、ともに戦います。
”ブラック・ウィドウ”もアベンジャーズの一員であるヒーローで、ヒーロー名がそのまま映画タイトルになっています。
MCUについての詳しい説明は以下の記事でしているので、興味のある方はぜひご覧ください。
『ブラック・ウィドウ』について
本作は時系列的には13作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と19作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間になります。
なので、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』まで観ておくと、ストーリーを理解しやすいかなと思います。
ただ、本作は過去のMCU作品を観なくても十分楽しめる内容となっているので、MCU作品を観たことがなくても安心して観ることができるでしょう。
『ブラック・ウィドウ』のあらすじ
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』において、ソコヴィア協定に違反した者として世界中から追われる身となった、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)。
逃亡生活の中、突如ナターシャの前に妹”エレーナ”が現れる。
ナターシャとエレーナは、かつて自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織”レッドルーム”の秘密を知ってしまい、命を狙われることに。
そんな彼女たちの唯一の味方は、過去に組織での任務で生み出された”偽物の家族”だけであった。
月日を経て、かつての家族が再開するが、この再開によってレッドルームの陰謀が動き出す。
ナターシャたちはレッドルームの陰謀を止めることができるのか。
そして、ナターシャがブラック・ウィドウになる前の過去が明かされる。
『ブラック・ウィドウ』を観た感想、見どころ
ナターシャの子供時代
主人公のナターシャ・ロマノフがブラック・ウィドウになる以前の話は、今までのMCU作品でほとんど明かされていませんでした。
ナターシャはMCU映画3作目の『アイアンマン2』から登場していますが、24作品目にしてようやく、家族のことなど詳しい過去が明かされます。
アベンジャーズ以外の家族
アベンジャーズが自分の家族だと言っているナターシャですが、本作ではアベンジャーズとは別の家族が登場します。
私はこの家族との関係が結構好きでした。
特にお父さんのアレクセイ(レッド・ガーディアン)は「いいキャラしてるなあ」と思いました。
本作は全体的にストーリーが暗めなのですが、家族とのやり取りは楽しげで、いい感じにバランスがとれてたかなという感想です。
また、ナターシャはアベンジャーズのメンバー以外との絡みがあまりなかった気がするので、アベンジャーズ以外のキャラクターと関わっているのが新鮮でした。
アクションシーン
ブラック・ウィドウがスーパーパワーを持っていないヒーローなので、戦闘シーンは肉弾戦が多くなることは想像していましたが、この肉弾戦が超かっこよかったです。
また、敵であるタスクマスターはアベンジャーズの技をコピーして使うことが事前にわかっていたのですが、実際に観るとすごく興奮しました。
このようなアクションシーンがとにかく凄かったです。
欲を言えば、もうちょっとアレクセイのアクションが見たかったかなと思いました。
エンドロール後の映像
MCUではおなじみのエンドロール後の映像。
今回も続編への繋がりを感じさせてくれるものでした。
「早く次の作品を見せてくれ!」と思わせてくれる、素晴らしい映像だったと思います。
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