1999年に公開された大ヒット映画「マトリックス」。
公開から20年以上経った今でも、あまり古臭さを感じないほど世界観や映像の完成度が高く、公開当時に観た人の衝撃は凄まじいものだったに違いありません。
この記事では、そんな映画「マトリックス」について紹介していきます。
「マトリックス」のあらすじ
大手ソフトウェア会社に勤めるプログラマーのトーマス・アンダーソン。
一見普通の人に見えるトーマスだが、多くのコンピューター犯罪を起こしてきた天才ハッカー「ネオ」という裏の顔があった。
コンピューター犯罪を行ってはいるものの、平凡な生活を送っていたトーマスではあるが、目を覚ましたのにまだ夢を見ているような感覚に悩まされていた。
そんなある日、トーマスのパソコンに謎のメッセージが送られてくる。
トーマスはそのメッセージの指示に従って行動し、謎の女性トリニティに出会う。
トリニティは「あなたに危険が迫っている」、「奴らが見張っている」、「あなたが彼を探しているのを知っている」と告げるのだった。
翌日、会社に出勤していたトーマスの前に3人組のエージェントが現れ、トーマスは捕まってしまい、体内に寄生虫のような機械を入れられてしまう。
自室のベッドで目を覚ましたトーマスはこの出来事を夢だと思っていたが、トリニティが体内の機械を取り出してくれたことで実際に起こったことだと知る。
その後、トリニティの仲間モーフィアスを紹介され、「今生きているこの世界は、コンピューターによってつくられた仮想世界だ」と聞かされる。
そして、”このまま仮想世界で生き続けるか現実の世界で目覚めるか”の選択を迫られ、起きていても夢を観ているような感覚に悩まされていたトーマスは、現実の世界で目を覚ますことを選択する。
トーマスが目を覚ました現実世界では、コンピューターの反乱が起こり、人間はコンピューターの動力源として培養されていた。
仮想世界から解放されたトーマスは、自身のハッカー名「ネオ」を名乗り、モーフィアスやトリニティと共に、コンピューターの支配から人間を解放するための戦いへと身を投じていく。
「マトリックス」の見どころ・感想
20年以上前の作品とは思えない完成度

1999年公開の映画とは思えないほど完成度が高いです。
公開当時に革新的と言われた映像表現は、今観ても凄いと感じさせてくれるところがあります。
特に、カンフーをベースとしたスタイリッシュなアクションシーンは興奮します。
ひと昔の映画ではありますが、最近の映画に見慣れている人でも違和感なく観れるでしょう。
コンピューターに支配されている近未来的な世界観

本作のコンピューターが世界を支配し、人間の意識は仮想空間に閉じ込められているという世界観が素晴らしいです。
AIの進化によるロボットの反乱や、仮想空間に関わる事件を描いた映画は多く製作されていますが、人間が仮想世界にいることを自覚していない作品は今でも少ないんじゃないかなと思います。
しかも、現実世界で人間は、コンピューターが活動するためのエネルギー源として培養されています。
この設定を今ほどテクノロジーが発達していない1990年代後半に考え、しかも映像化してしまうのですから凄まじいです。
ネオが銃弾を避けるシーン

主人公ネオが敵の撃った銃弾を、イナバウアーのように身体を後ろに反らして避けるシーン。
マトリックスを観たことがなくても、このシーンだけは知っている方もいるのではないでしょうか。
そんな超有名シーンが映画本編のどこで披露されるのか、そんなことを考えながら観るのも楽しいと思います。
「マトリックス」を観ることができる動画配信サービス
2023年9月3日時点で「マトリックス」を観ることができる動画配信サービスは以下になります。
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まとめ
映画「マトリックス」について紹介してきました。
ひと昔前の映画ではありますが、今観ても違和感なく楽しめる完成度の高い映画です。
2021年には最新作「マトリックス レザレクションズ」が公開されましたので、この機会に「マトリックス」を観てみてはいかがでしょうか。
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