この記事では、2018年に公開された映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」について紹介しています。
前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のネタバレを含みますので、まだご覧になられていない方はご注意ください。
・「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品「ファンタスティック・ビースト」シリーズの2作目
・前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」から約1年後のイギリスとフランスが舞台
・主人公のニュートたちに加え、敵であるグリンデルバルドや前作のキーマンであったクリーデンスのストーリーも描かれる
・若かりしダンブルドアやホグワーツが登場
・ストーリーは前作や「ハリー・ポッター」シリーズと絡み合い、少し複雑
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のあらすじ
ニューヨークに訪れていた魔法動物学者のニュート・スキャマンダーとその仲間であるティナ、ジェイコブ、クイニーたちの活躍により、MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)に身柄を拘束された闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルド.。
拘束された際に「捕らえておけるとでも?」と言い放ったグリンデルバルドは、その言葉通り逃走し、自身の支持者集めを開始する。
一方、ニューヨークでの騒動の後、ロンドンに戻ったニュートは、著書「幻の動物とその生息地」書き上げていた。
ニューヨークを去るときに、ティナに「著書を書き上げたら手渡す」という約束をしていたニュートであったが、彼と魔法動物がニューヨークで騒動を起こしたのを理由に、イギリス魔法省から海外渡航を禁じられてしまっていた。
そんなニュートに対し魔法省は海外渡航を許可する代わりに、”ニューヨークでの騒動でニュートやティナが救おうとした青年クリーデンスの身柄を確保する”という条件を持ちかける。
しかし、クリーデンスの抹殺が真の目的だと察したニュートは魔法省の申し出を断る。
同じ頃、ある人物がグリンデルバルドの野望を阻止するべく動き出していた。
ホグワーツの偉大なる魔法使いアルバス・ダンブルドアである。
ダンブルドアはかつての教え子であるニュートに協力を求め、ニュートは半ば押し切られるかたちで協力することになる。
ニュートはグリンデルバルドを追うため、海外渡航禁止令を破ってパリへと移動するが、そこでは様々な危険が待ち構えていた…
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の見どころ・感想
私の個人的な本作の見どころ・感想は以下の4つです。
①新たな魔法動物の登場
②前作から変化した人間関係
③グリンデルバルドとダンブルドアの関係性
④「ハリー・ポッター」ファンはかなり楽しめる
①:新たな魔法動物の登場

前作に引き続き本作でも、モグラのような姿で、光るモノが大好きな「二フラー」や、小枝のような見た目の「ボウトラックル(その1匹をニュートはピケットと名づけている)」などの魔法動物が登場します。
そして新たに、二フラーの子供の「ベビー・二フラー」、水中に生息し、昆布の束のような見た目の「ケルピー」、縞模様の身体やフサフサのたてがみ、長い尻尾が特徴の巨大な猫科の魔法動物「ズーウー」などが登場。
これらの魔法動物の可愛らしい姿や活躍する姿は見どころです!
②:前作から変化した人間関係

前作で行動を共にしていたニュート、ティナ、ジェイコブ、クイニーの4人。
前作から1年が経過した本作では彼ら4人の関係性が変化しています。
ニュートとティナの間には何やら溝ができてしまっていますが、ジェイコブとクイニーは恋人関係となっています。
そして、この関係性は作中でまた変化していきます。
4人の関係性が前作からどのように変わったのか、そして、本作でその関係性がどう変わっていくのかに注目です!
③:グリンデルバルドとダンブルドアの関係性

・「ファンタスティック・ビースト」シリーズで、主人公のニュート達が戦うことになる闇の魔法使い”ゲラート・グリンデルバルド”
・「ハリー・ポッター」シリーズでも過去についてはほとんど明かされなかった、”アルバス・ダンブルドア”
この2人の関係性が本作で徐々に明らかになっていきます。
両者とも非常に謎の多い人物なので、どのようなことが明かされてるのか、ワクワクしながら映画を楽しめるでしょう。
④:「ハリー・ポッター」ファンはかなり楽しめる

「ハリー・ポッター」ファンからすると、ダンブルドアやホグワーツの登場はめちゃくちゃ嬉しいでしょう。
私も「ハリー・ポッター」シリーズが大好きなので、めちゃくちゃテンション上がりました。
それだけでなく、本作では「ハリー・ポッター」ファンであれば「おお!」となるような小ネタがたくさんでてきます。
そして、ストーリーも「ハリー・ポッター」シリーズとの関連があるため、「ハリー・ポッター」ファンはかなり楽しめる内容となっています。
ただ、前作の内容を把握しているのはもちろんのこと、
・本作の時代での魔法使いとマグル(魔法使いではない普通の人)の関係性
・魔法使い一族の血統 など
についてもある程度知っていないと、ストーリーを理解するのは難しいかな?と思いました。
そのため、「ハリー・ポッター」ファン以外は、楽しさが半減してしまいそうな印象を受けました。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が観れる動画配信サービス
2023年4月29日時点で、「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」を観ることができる動画配信サービスはNetflixです。
その他にも観ることができる動画配信サービスはありますが、いずれもレンタル料がかかってしまいます。
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