この記事では2018年に公開された映画『アントマン&ワスプ』の紹介をしています。
※注意:映画『アントマン』と『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のネタバレを含みます。
『アントマン&ワスプ』の概要
公開日 | 2018年7月6日(アメリカ) 2018年8月31日(日本) |
上映時間 | 118分 |
監督 | ペイトン・リード |
出演者 | ポール・ラッド エヴァンジェリン・リリー マイケル・ダグラス ミシェル・ファイファー アビー・ライダー・フォートソン マイケル・ペーニャ ローレンス・フィッシュバーン ウォルトン・ゴギンズ ハナ・ジョン=カーメン など |
興行収入 | 6億2267万ドル(世界) 13億2000万円(日本) |
前作 | アントマン(『アントマン』シリーズ) アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(マーベル・シネマティック・ユニバース) |
次作 | アントマン&ワスプ:クアントマニア(『アントマン』シリーズ) キャプテン・マーベル(マーベル・シネマティック・ユニバース) |
『アントマン&ワスプ』は、『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース』というマーベルヒーローたちが活躍する、映画・ドラマシリーズの第20作目にして、MCUの『アントマン』シリーズの第2作目となるスーパーヒーロー映画です。
新ヒーロー”ワスプ”が登場することや、前作で少し触れられた量子世界が描かれること、コミカルな作風などが、本作の特徴となっています。
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あらすじ
元泥棒でバツイチのヒーロー、アントマンことスコット・ラングは、2年前にアベンジャーズの戦いに参加したことがきっかけで、いまはFBIの監視下に置かれ、自宅軟禁の日々を送っていた。あと3日でFBIの監視から解放されるという日、スコットの前に、アントマンのスーツの開発者であるハンク・ピム博士と、博士の娘のホープ・ヴァン・ダインが現れ、2人が極秘に進めていたある計画に協力するよう要請される。そんな彼らの前に、ピム博士の研究技術を狙い、壁をすり抜ける謎の敵ゴーストが現れ……。
引用:アントマン&ワスプ : 作品情報 – 映画.com
主な登場人物・キャスト
スコット・ラング(アントマン)
演:ポール・ラッド
日本語吹替声優:木内秀信
本作の主人公で2代目”アントマン”。
アベンジャーズの内乱でキャプテン・アメリカに加担し、ソコヴィア協定に違反したことで逮捕され、FBI監視の下2年間自宅で軟禁生活を送っている。
軟禁解除の3日前、量子世界にいるジャネット(ホープの母、ハンクの妻)と精神リンクし、このことを伝えるため絶縁状態となっていたホープとハンクにコンタクトをとる。
その後、FBIにバレないようにしながら、量子世界からのジャネット救出に協力することになる。
ホープ・ヴァン・ダイン(ワスプ)
演:エヴァンジェリン・リリー
日本語吹替声優:内田有紀
ハンクとジャネットの娘。
初代ワスプの母ジャネットの遺志を継ぎ、2代目”ワスプ”となる。
ソコヴィア協定に違反したスコットの協力者としてFBIから追われながら、ジャネットを量子世界から救い出すため、ハンクと共に量子トンネルの開発を進めている。
「ジャネットとリンクした」というスコットからの連絡を受け、FBIにバレないように彼を連れ出し、ジャネット救出のため協力を申し出る。
ハンク・ピム
演:マイケル・ダグラス
日本語吹替声優:御友公喜
ホープの父親で、ジャネットの夫。
物質を縮小・拡大させる機能を持つ”ピム粒子”を発明した科学者であり、初代”アントマン”。
ホープと共にFBIから逃げながら、ジャネット救出のため奮闘している。
ジャネット・ヴァン・ダイン
演:ミシェル・ファイファー
日本語吹替声優:高島雅羅
ホープの母親およびハンクの妻にして、初代”ワスプ”。
30年前、ソ連の核ミサイルを止めるために小さくなり続けた結果、量子世界へと入り込み消息不明となる。
量子世界から帰還したスコットが彼女とリンクしたことで生存が確認される。
キャシー・ラング
演:アビー・ライダー・フォートソン
日本語吹替声優:太田梨香子
スコットが溺愛する一人娘。
軟禁生活を送るスコットの家に度々訪れていて、スコットの心の支えとなっている。
ルイス
演:マイケル・ペーニャ
日本語吹替声優:小杉竜一(ブラックマヨネーズ)
スコットと刑務所で同房だった友人であり窃盗仲間。
本作ではスコットらと共に立ち上げた警備会社の社長となっている。
前置きでいらない情報をベラベラと話すクセは、前作から変わっていない。
ビル・フォスター
演:ローレンス・フィッシュバーン
日本語吹替声優:壤晴彦
量子力学が専門の大学教授。
かつてS.H.I.E.L.D.に所属していた科学者であり、ハンクの助手だったこともあるため、ピム粒子に関する知識も有する。
意見の食い違いからハンクに一方的に解雇された過去があるため、2人は因縁の関係となっている。
ソニー・バーチ
演:ウォルトン・ゴギンズ
日本語吹替声優:関智一
本作のヴィランの一人。
裏社会でブラックマーケットを取り仕切る武器商人。
金儲けのため、ホープとハンクの研究成果を狙う。
ゴースト
演:ハナ・ジョン=カーメン
日本語吹替声優:田中理恵
本作のもう一人のヴィラン。
幽霊のように物質をすり抜ける能力を持つ。
ホープとハンクの研究所と、量子に関する研究成果を狙う。
見どころ・感想
新ヒーロー”ワスプ”の登場
本作からアントマンの相棒的存在として、新ヒーロー”ワスプ”が登場します。
ワスプは羽やブラスターといったアントマンには無い装備を搭載しており、自力での飛行や、遠距離攻撃が可能となっています。
アントマンとは違う戦闘が可能なワスプの活躍に注目です!
サイズチェンジvsすり抜け
本作のヴィランの一人であるゴーストは物質をすり抜ける能力を持っています。
一方、アントマンとワスプの能力は自在に体のサイズを変えるというもの。
どちらの能力も相手の攻撃を避けることに関しては非常に強力であり、そんな2つの能力が本作ではぶつかり合うことになります。
”アントマンとワスプがゴーストを相手にどのような戦いを繰り広げるのか”が本作の見どころの一つです!
本作でもコミカルさ、シュールさは健在!
作品全体を通してコミカルな印象が強かった前作『アントマン』。
本作でもコミカルさ、シュールさは変わっていません。
日常的なシーンはもちろんのこと、アクションシーンにも思わず「くすっ」と笑ってしまうようなシーンがあります。
主人公スコット・ラングの性格、物体のサイズチェンジなどによって、作品のコミカル・シュールな雰囲気が作り出されているのですが、スコットの親友ルイスの存在も非常に大きいと思います。
陽気でおしゃべりなルイスがいることで、本来シリアスなシーンもどこか気が抜けた感じになってしまいます。
コミカルな雰囲気で、作品全体を通してリラックスしながら観れるのは本作の大きな魅力だと思います。
今後のMCUへとつながるクレジットシーン
MCUではお馴染みとなっている、クレジットシーン(おまけ映像)。
本作にはエンドクレジット途中とエンドロール後にクレジットシーンがあり、エンドロール途中のクレジットシーンは『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』へとつながるものとなっています。
短いながらも、「早く『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』が観たい!」と思わせてくれる映像となっていますので、絶対に観ておきましょう!
作品の評価・レビュー
※2023年3月5日時点
映画.comやyahoo映画などのレビューを見てみると、評価点の平均が映画.comでは5点満点中3.7点、yahoo映画でも5点満点中3.9点となっており、まずまずの評価であることがわかります。
高評価のレビューを見てみると、「前作の良いところがさらに伸びていて、面白かった!」といった感想が多く、前作が好きな人からは高く評価されている印象を受けました。
一方、低評価のレビューを見てみると、「脚本が良くない」「敵の設定が希薄」などの意見がありました。
また、低評価をしている人には、前作『アントマン』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を観ていない方が多い印象を受けました。
他にも、カーチェイスシーンで韓国車が使用されていることにかなりの嫌悪感を抱いている人がいるのが少し気になりました。
高評価レビューの例
星5 超面白い!けど前作予習必須級
前日に一作品目を視聴してから行きました。前作のストーリーが基になって(少なくともタイトルのワスプが分からなければ見たことが予習したほうが良い)話が進行します。
内容は前作の良い所をさらに伸ばした感じでした‼︎
引用:アントマン&ワスプネタバレなしのレビュー・感想・評価 評価の高い順 – 映画.com
前作は家族愛に特化した分、バトルシーンが微妙かなぁという感じでしたが今回は凄い迫力があります。
また愉快な仲間達とのユーモアのある絡みもそのままであり、笑いあり迫力あり、そして少しの感度ありの良作でした。是非この機会にアントマンを見ましょう!
星5 期待以上の良作。おすすめです。
前作同様、アクションだけではなく、ユーモアが随所にあり、デッドプールみたいに見てて飽きない。アクションも面白く、主人公最強ってことはなく、ハラハラもする。量子の世界の未知な世界を描く世界観も男心をくすぐる。人情味もあって、楽しかった。量子の世界にいる、奥さんのキャストいい味だしてました。
間違いなく、続編見ます。評価が少ないレビューありますが、どうでもいい点で点数下げて、参考にならない。
引用:アントマン&ワスプ の映画レビュー・感想・評価 – Yahoo!映画
低評価レビューの例
星0.5 クソ映画
面白くも何ともないクソ映画だった、アメリカで評判が悪いのも納得できるよ、前作がコメディに振っていたので期待していたのにがっかりだ。ミクロの世界を通り越して量子の世界にとぶち上げたのはいいが全くむちゃくちゃ、量子の世界があんなのだったら通り抜けにくくてしょうがない、シュレジンガーの猫もびっくりだ。アクションの方もカーチェイスはヒュンダイ製ってなんだよ、あんなダッシュ力のないボロ車に乗ったら、アメ車にだってすぐ追いつかれてしまうよ、朝鮮はディズニーにまでロビー活動しているのか?本当に見て損した。
引用:アントマン&ワスプネタバレなしのレビュー・感想・評価 評価の低い順 – 映画.com
星1 シナリオが全然面白くない
終始早口で意味不明な会話と意味不明な展開の連続。
小さくなったラボを三つのグループの間を行ったり来たりするだけ。
アクションシーン少なすぎ。
予告で観た場面以外の見せ場も無し。
ギャグも滑りっぱなし。
敵の透明人間みたいなのも設定が薄すぎて全然感情移入できない。前作がそこそこ好きだっただけに今回の出来にはかなり残念です。
次期アベンジャーズへの繋ぎにもなってない。
ミシェル・ファイファーを久々にスクリーンで拝見できた事と、劇場で貰ったポスターは良かったです。
引用:アントマン&ワスプ の映画レビュー・感想・評価 – Yahoo!映画
『アントマン&ワスプ』を観るならDisney+がオススメ!
2024年8月13日時点で、『アントマン&ワスプ』を観ることができる動画配信サービスはDisney+です。
Amazonプライム・ビデオでも観ることはできますが、レンタル料が別途かかってしまいます。
Disney+ | Amazonプライム ・ビデオ |
見放題 | レンタル料199円 |
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