この記事では、2016年に公開された映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」について紹介しています。
・「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品「ファンタスティック・ビースト」シリーズの1作目
・「ハリー・ポッター」シリーズより数十年前となる1926年のアメリカが舞台
・ホグワーツ魔法魔術学校で使わている教科書「幻の動物とその生息地」の著者である、ニュート・スキャマンダーが主人公
・「ハリー・ポッター」シリーズでもおなじみの魔法に加え、様々な魔法動物が登場
・凶悪な闇の魔法使いグリンデルバルドとの戦いの序章
・「ハリー・ポッター」シリーズを観たことがなくても十分楽しめるが、観ているとより楽しめる
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のあらすじ
ヨーロッパで惨劇を引き起こした凶悪な闇の魔法使いグリンデルバルド。
惨劇の後、グリンデルバルドは逃走し、行方をくらませていた。
グリンデルバルドの逃走から少し経った1926年のニューヨークでは、街が破壊される不可解な現象が頻発していた。
アメリカ魔法界はこの現象により、魔法を使えない普通の人である「ノー・マジ」に魔法界の存在が知られてしまうかもしれない危機に陥っていた。
そんな中、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーがニューヨークへとやってくる。
彼の持つ魔法のトランクの中では、保護された様々な魔法動物が飼われていた。
ある時、ノー・マジのジェイコブ・コワルスキーとニュートのトランクが入れ替わってしまい、何も知らないジェイコブは魔法動物を街へと放ってしまう。
しかも、アメリカでは魔法動物の飼育は禁止されており、魔法界の機密保持法違反だとして、ニュートはアメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)の元闇払いティナ・ゴールドスタインに連行されてしまう。
ティナはニュートを機密保持法の違反者として議会に差し出すが、「より重大な事件への対応で忙しい」とあしらわれてしまう。
その後、ニュート、ティナ、ジェイコブ、そしてティナの妹のクイニーの4人で、逃げ出した魔法動物たちを捕まえるべく行動することになる。
一方、ニュートたちが魔法動物の捕獲に尽力する中、魔法界とノー・マジ界の対立を起こそうとする人物が動き出す…
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の見どころ
私が思う本作の見どころは以下の5つです。
①「イギリスとアメリカ」、「過去と現在」の魔法文化の違い
②様々な魔法と魔法動物
③「ハリー・ポッター」シリーズに登場する人物や場所の名称が出てくる
④ジェイコブがいいキャラしてる
⑤本作は、闇の魔法使い”グリンデルバルド”との戦いの始まりに過ぎない
見どころ①:「イギリスとアメリカ」、「過去と現在」の魔法文化の違い

「ハリー・ポッター」シリーズはイギリスが舞台、本作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はアメリカが舞台であり、「ハリー・ポッター」シリーズよりも過去である1926年での出来事が描かれます。
場所や時代が違うことによって、魔法文化にも異なる点があります。
・イギリスでは「魔法省」、アメリカでは「アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)」が魔法界の秩序を守っている。
・魔法使いではない普通の人をイギリスでは「マグル」、アメリカでは「ノー・マジ」と呼ぶ
・1926年のアメリカ魔法界では、”ノー・マジとの親交”と”魔法動物の飼育”が禁止されている
・本作の時代には、魔法使いの根絶を目指す組織が存在する
これらのように、時代と場所が異なることで魔法界の文化も違ってくるのは面白い点でしょう。
「ハリー・ポッター」シリーズを観たことがある方は特に、楽しめるポイントです。
「ハリー・ポッター」シリーズを観たことがない方は、今後もし「ハリー・ポッター」シリーズを観ることになったときに、本作との違いを楽しめるでしょう。
見どころ②:様々な魔法と魔法動物

本作の一番の見どころは、様々な魔法そしてかわいらしい魔法動物たち!
魔法を使って家事を行ったり戦闘をしたりなど、日常から戦闘まで数多くのシーンで様々な魔法を見ることができ、さらに様々な魔法動物も登場し、ファンタジーの世界に引きずり込まれます。
しかも、それぞれの魔法動物が個性的でかわいらしく、とても魅力的です。
難しいことは考えずとも、様々な魔法や魔法動物を映像で見て楽しむことができるのが本作の魅力でしょう。
映画の細かな設定などは、「ハリー・ポッター」シリーズを観ていないとよくわからないところもあると思いますが、ファンタジックな映像を楽しむことに関しては「ハリー・ポッター」シリーズを観ていなくても何の問題もありません。
見どころ③:「ハリー・ポッター」シリーズに登場する人物や場所の名称が出てくる

本作でのニュートたちの会話の中で、「ハリー・ポッター」シリーズに登場する人物や場所の名称が出てきます。
ただ、どの名称が出てくるのかは実際に映画本編を観てのお楽しみということで、ここでは書かないでおこうと思います。
どのシーンで、どんな懐かしの名称が出てくるのかに注目です。
見どころ④:ジェイコブがいいキャラしてる

お互いのトランクが入れ替わってしまったことをきっかけに、主人公ニュートと共に行動することになるジェイコブ。
このジェイコブがすごくいいキャラで、映画をさらに面白くしてくれています。
ニュートとの出会いにより、魔法界へと足を踏み入れた「ノー・マジ」のジェイコブは次々と新しい体験をしていくことになり、このときのリアクションが観ていてすごく面白いです。
リアクションだけでなく、映画全体を通してすごく優しい心の持ち主であると感じられることや、パン屋を開業することを目指していることなど、ジェイコブはあらゆる魅力が詰まったキャラです。
見どころ⑤:本作は、闇の魔法使い”グリンデルバルド”との戦いの始まりに過ぎない

非常に凶悪な闇の魔法使いである「グリンデルバルド」との戦いが描かれる「ファンタスティック・ビースト」シリーズ。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは全5作品が製作予定で、本作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はその1作目です。
本作はシリーズ1作目なので、グリンデルバルドとの戦いの始まりが描かれ、2作目「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」へとつながっていきます。
今後4作品に渡って続く戦いに、主人公ニュートをはじめとする登場人物たちがどのように関わっていくのかに注目です!
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が観れる動画配信サービス
2023年9月3日時点で、「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」を観ることができる動画配信サービスはNetflixです。
その他にも観ることができる動画配信サービスはありますが、いずれもレンタル料がかかってしまいます。
Netflix | hulu | U-NEXT | Amazonプライム ・ビデオ |
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見放題 | レンタル料440円 | レンタル料199円 | レンタル料400円 |
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