この記事は前作「スパイダーマン」のネタバレを含みますので、ご覧になっていない方はご注意ください
アメリカの大手コミック出版社”マーベル・コミック”が生み出した多くのキャラクターの中でも、屈指の人気を誇るスパイダーマン。
2002年にはサム・ライミ監督により、スパイダーマンを主役とした映画「スパイダーマン」が公開され、大ヒットを記録しました。
この記事では、そんな大ヒット映画「スパイダーマン」の続編である「スパイダーマン2」について紹介していきます。
↓↓↓前作「スパイダーマン」の記事はこちら↓↓↓
「スパイダーマン2」の簡単な解説
「スパイダーマン2」は2004年に公開されたスーパーヒーロー映画です。
2002年公開の「スパイダーマン」の続編で、サム・ライミ監督が手がけたスパイダーマン3部作の第2作となります。
前作「スパイダーマン」での出来事から2年後が舞台で、”スパイダーマンとしての生活”と”ピーター・パーカーとしての生活”の両立が大きなテーマとなっています。
また、本作は当時最先端のVFX(視覚効果)技術によるアクションシーンが特徴です。
このVFX技術は非常に高く評価され、第77回アカデミー賞では視覚効果賞を受賞しました。
「スパイダーマン2」のあらすじ
前作「スパイダーマン」でのグリーン・ゴブリンとの戦いから2年後。
大学生となったピーターは、スパイダーマンとして悪と戦う活動を続けていた。
しかし、ヒーロー活動に時間を取られ、大学は落第寸前、ピザ屋のバイトもクビになるなど、日常生活にも支障をきたしていた。
そんなある日、ピーターは親友ハリーの紹介で、核融合技術の第一人者の科学者オットー・オクタビアスと出会う。
ピーターとオクタビアスは科学の話で大いに盛り上がり、意気投合する。
翌日、オクタビアスによる核融合のデモンストレーションが記者達を前にして行われた。
オクタビアスは人工知能を搭載した4本のロボットアームを自身の脊髄に直結し、生身の人間では行うことができない実験を進めていく。
実験は順調に進行していると思われたが、強力な磁場が発生し、会場が破壊されていく。
その場にいたピーターがスパイダーマンとして尽力したおかげで事態は収拾したが、オクタビアスは事故に巻き込まれ意識を失ってしまう。
そしてこのとき、ロボットアームに意識を乗っ取られないように搭載していた制御チップが壊れてしまう。
オクタビアスは病院に搬送されるが、ロボットアームに意識を乗っ取られ、医師たちを虐殺し逃亡する。
逃亡したオクタビアスは、核融合実験を再度行うための資金調達をすべく、ヴィラン”ドク・オック”となり銀行を襲撃する。
一方、ヒーロー活動により私生活が侵され、ヒーローとしての活動を続けていくべきか迷いが生じていたピーターは超人的な力が使えなくなっていく。
そして、ピーターはスパイダーマンを引退することを決意するが…
「スパイダーマン2」の見どころ
高いVFX技術によるアクションシーン
本作の見どころは何と言っても、高いVFX技術によるアクションシーンです。
2004年公開の本作はひと昔前の映画ですが、アクションシーンは今の作品と比べても見劣りしません。
スパイダーマンがニューヨークのビル群を飛び回っているだけでも十分楽しめますし、ドク・オックとの戦いはもう目が離せません。
スパイダーマンのアクションは変則的で観ていて飽きませんが、4本のロボットアームを持つドク・オックも負けず劣らずのトリッキーな動きをします。
互いにトリッキーな動きをするこの2人の戦闘は、他ではなかなか観ることができないアクションシーンとなっています。
ヒーロー活動によって犠牲となる私生活
スーパーヒーロー映画で描かれる華々しいヒーロー活動の裏では、私生活が犠牲になっていることが多いです。
本作の主人公ピーター・パーカーも、スパイダーマンとしての活動によって私生活が犠牲となっており、苦しい現実が描かれます。
ヒーロー活動に時間を取られることで、バイトに遅刻しクビになる、大学の授業に出れず単位取得が危うい状態。
また、スパイダーマンである自分といると危険なのでMJからの好意を拒絶したり、スパイダーマンが父を殺したと思っているハリーにスパイダーマンの正体を問い詰められるなど、人間関係でも問題が生じています。
ヒーロー活動によって私生活が犠牲となっていることに加え、スパイダーマンの能力が使えなくなっていくことで、ピーターはヒーロー活動を引退することを決意します。
スパイダーマンとして生きていくのか、ピーター・パーカーとして生きていくのか、それとも両立する道を選ぶのか、ピーターが最終的な結論を出すまでの心情にも注目です。
他のスパイダーマン作品にも影響を与えた名シーン
ネタバレになってしまうので詳しくはお伝えできませんが、本作には他のスパイダーマン作品で度々オマージュされるほどの名シーンがあります。
スパイダーマンがいかに人々に愛されているかがわかるシーンであり、私はこのシーンが大好きです。
このシーンを観ておけば、他のスパイダーマン作品を観るときに「これってスパイダーマン2のオマージュじゃない!?」といった気づきがあり、より楽しむことができます。
「スパイダーマン2」を観ることができる動画配信サービス
2024年8月13日時点で、「スパイダーマン2」を観ることができる動画配信サービスは以下になります。
Disney+ | U-NEXT | Amazonプライム ・ビデオ | hulu |
見放題 | 見放題 | レンタル料200円 | レンタル料330円 |
まとめ
映画「スパイダーマン2」について紹介してきました。
本作は高いVFX技術によるアクションシーンや、後の作品に影響を与えた名シーンなど、見どころが盛りだくさんとなっています。
興味のある方はぜひご覧になってみてください。
コメント