この記事では2011年に公開された映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』について紹介しています。
『ワイルドスピード MEGA MAX』の概要
原題 | Fast Five |
公開日 | 2011年4月29日(アメリカ) 2011年10月1日(日本) |
上映時間 | 130分 |
監督 | ジャスティン・リン |
出演者 | ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ドウェイン・ジョンソン ジョーダナ・ブリュスター タイリース・ギブソン クリス・“リュダクリス”・ブリッジス サン・カン ガル・ガドット など |
興行収入 | 6億2613万ドル(世界) 14億4000万円(日本) |
前作 | ワイルド・スピードMAX |
次作 | ワイルド・スピード EURO MISSION |
あらすじ
指名手配犯のドミニク(ヴィン・ディーゼル)と、彼を脱獄させた元FBI捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)。“お尋ね者”として追われる身となった彼らは、厳重に張り巡らされた捜査網といくつもの国境を越え、共に南米の地に降り立った。
ブラジルの裏社会に身を隠しながら、持ち前のドライビング・テクニックを生かし、超高級車の強奪など命がけのヤマをこなしていく2人。しかし彼らは、逃亡生活から抜け出し永遠の自由を得るために、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪うという、あまりにも無謀な最後の賭けに出る。難攻N落の厳重なセキュリティを破り大金を盗みだすために、彼らは世界中に散らばる凄腕レーサーを招集。強烈な個性と超絶ドライビング・テクニックが交わるドリーム・チームを結成し、常識を覆す手口の大金強奪ミッションに挑む。しかしそんな彼らの計画の前に、FBI特別捜査官・ホブス(ザ・ロック)が立ちはだかる・・・。
果たして彼らは、激しい追跡の手から逃げ切る事が出来るのか―?そして最高難易度の強奪作戦を成功させ、永遠の自由を得ることが出来るのか―?
引用:ワイルド・スピード MEGA MAX – 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
主な登場人物・キャスト
ドミニク・トレット
演者:ヴィン・ディーゼル
日本語吹替声優:楠大典
本作の主人公で、並外れた車の運転技術を持つ。
スキンヘッドにムキムキマッチョといった中々にイカツイ見た目をしており、トラック強盗やガソリン強盗を行っていた過去があり、現在は国際指名手配されている。
見た目や経歴だけ見るとヤバそうな奴だが、人を惹きつけるカリスマ性を持ち、自分の仲間を「ファミリー」と呼び、何よりも大事にしているという一面もある。
仲間からは「ドム」と愛称で呼ばれている。
ブライアン・オコナー
演者:ポール・ウォーカー
日本語吹替声優:高橋広樹
本作のもう一人の主人公で、ドミニクに負けず劣らずの運転技術を持つ。
元FBI捜査官であるが、前作ラストで刑務所へ向かうドミニクが乗る護送車を襲撃し、ドミニクを連れ去ったことで国際指名手配されている。
シンプルに顔が良い。ワイスピシリーズでも屈指のイケメン。
ミア・トレット
演者:ジョーダナ・ブリュースター
日本語吹替声優:園崎未恵
ドミニクの妹であり、ブライアンの恋人。
前作ラストでブライアンたちと共にドミニク逃走を手助けし、国際指名手配されている。
ローマン・ピアース
演者:タイリース・ギブソン
日本語吹替声優:松田健一郎
ブライアンの幼馴染。
ワイスピシリーズ2作目『ワイルド・スピードX2』では、ブライアンとタッグを組んで麻薬組織に潜入捜査を行った。
ブライアンお墨付きの腕利きのドライバーとして招集され、ファミリーに合流する。
口が達者なムードメーカーで、ワイスピシリーズのお笑い担当。
テズ・パーカー
演者:クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
日本語吹替声優:渡辺穣
ブライアンがマイアミにいた頃の仲間で、電子機器の扱いに長けている。
メカニックとして招集され、ファミリーの作戦を支える。
ローマンと仲が良く、お互いを小馬鹿にし合うような会話を繰り広げる。
ハン
演者:サン・カン
日本語吹替声優:三戸崇史
常に何らかのスナック菓子を口にしている青年で、ドミニクがドミニカ共和国でガソリン強盗をしていたときの仲間。
運転技術および潜入技術の高さを受けて招集される。
ジゼル・ヤシャール
演者:ガル・ガドット
日本語吹替声優:東條加那子
前作『ワイルド・スピード MAX』で、ドミニクおよびブライアンが対峙した麻薬組織のボスの元秘書。
器用な何でも屋として招集され、ファミリーの作戦に参加する。
テゴ・レオ
演者:テゴ・カルデロン
日本語吹替声優:ピストン西沢
かつて、ドミニカ共和国でドミニクとガソリン強盗を行っていた仲間。
ドミニクの呼びかけに応じ、大金強盗に協力する。
サントスとは相棒であり、常にお互いを小馬鹿にし合うような間柄。
リコ・サントス
演者:ドン・オマール
日本語吹替声優:吉村昌広
レオと同様に、ドミニカ共和国でドミニクとガソリン強盗を行っていた仲間。
ドミニクの呼びかけに応じ、大金強盗に協力する。
ルーク・ホブス
演者:ドウェイン・ジョンソン
日本語吹替声優:小山力也
アメリカ外交保安部(DSS)の保安官で、ドミニク以上のゴリゴリマッチョの巨漢。
国際指名手配犯のドミニクたちを追って、ブラジルに入国する。
エレナ・ネベス
演者:エルサ・パタキー
日本語吹替声優:武井咲
ブラジル警察の新米警官。
買収されない唯一の現地警官であることを理由に指名され、DSSに加わる。
見どころ・感想
過去作の登場人物が勢ぞろい!
本作の大きな特徴となるのが、過去作に登場した人物たちが勢ぞろいすることです。
ブライアンとドミニクを中心として、ミア、ローマン、テズ、ハン、ジゼル、ヴィンス、テゴ、リコといったメンバーが集結します。
過去作を観ていれば、この面子が集まると聞いただけでテンションが上がるはず!
さらに、本作から新たにアメリカ外交保安部の捜査官ルーク・ホブスとブラジル警察の警官エレナ・ネベスが登場。
今後のワイスピシリーズでも活躍していくことになる人物が多く登場する本作では、それぞれの人物がどんな人なのか、どんな活躍をするのか、他のメンバーとどんな絡みがあるのかなどが注目ポイントです!
超ド派手なアクション!もはやカーアクションに留まらない。
ワイスピシリーズといえば、カーアクションというのが前作あたりまでの印象でしたが、本作はもはやカーアクションに留まりません。
カーアクションはもちろんありますが、
・銃撃戦
・殴り合いの肉弾戦
・潜入、裏工作
といった要素も加わり、”カーアクション映画”ではなく”超ド派手なアクション映画”として楽しむことができます。
「車にあまり興味なくて、ワイスピのアクションにはあまりハマれなかった」という人でも、アクション映画が好きなら本作は間違いなく楽しめます!
逆に、「カーアクションが観たい」という人にとっては、カーアクションの割合が過去作と比べると減ってしまっているため不満点になるかもしれません。
ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスがついに登場!
本作の注目ポイントとして、ドウェイン・ジョンソンが演じるアメリカ外交保安部(DSS)の保安官”ルーク・ホブス”の存在は外せないでしょう。
見た目からしてとてつもない威圧感があり、強キャラオーラがあふれ出ているホブス。
実際に、映画本編ではその強者っぷりを発揮しており、フィジカルを活かしたアクションをはじめとして、ホブスが登場しているシーンはどれも楽しめました。
「ホブスが登場しているというだけで、この映画には観る価値がある」と、そう言っても過言ではないくらい魅力的なキャラクターです。
おまけシーンあり。エンドクレジットも観よう!
本作には本編終了後のエンドクレジット途中におまけのシーンがあります。
次作『ワイルド・スピード EURO MISSION』につながるシーンとなっていますので、観ておくことをオススメします。
作品の評価・レビュー
※2024年1月11日時点
Filmarks、映画.comのレビューを見てみると、評価点の平均がFilmarksでは5点満点中4.0点、映画.comでは5点満点中4.1点であり、高く評価されていると言っていいかと思います。
高評価のレビューを見てみると、「過去作のキャラクターが集結して興奮した」「派手なアクションシーンが最高だった」といった内容の感想が多かったです。
低評価のレビューは少なかったのですが、「無理にカーレースのシーンを挟もうとして間延びしている」「登場人物を上手く扱い切れていない」といった意見が見られました。
高評価レビューの例
Filmarks ★4.4レビュー
ワイルド・スピード MEGA MAXのしゅりんぷのレビュー・感想・評価
オールスターここに集結!!!
ワイスピついに5作目。
何よりも過去作の様々なキャラクターが集結することに興奮しました。
ハンやローマン、テズに前作初登場であったジゼル。そしておなじみのドミニク、ブライアン、ミア。
このメンバーが集結するシーンは最高でした。
追う側から追われる側になったブライアンやパトカーでのカーレースなど今までのワイスピとは違った面もある作品でした。
後半のカーアクションは
破壊!破壊!!破壊!!!
とにかく破壊の連続でした。
今のところ1番好きなカーアクションシーンです。
そして、新キャラクター ホブス。
このキャラクター結構好きかも。
引用:ワイルド・スピード MEGA MAXのしゅりんぷの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
映画.com ★5.0レビュー
自分的にはシリーズ最高の出来!!
1~4のメンバーがほぼ集合している本作
キャラ一人一人に軽い見せ場があるから安心して見れるかな?
迫力のあるシーンが多く終始楽しめました
死人の数も一番!!!
ただ今回はアクションシーンが多く銃のドンパチやヴィン・ディーゼルの格闘シーンやらでレースシーンはそれほどない。車のことはよく分からないけど一台一台がかっこいいのは確か
ドミニク、オコナー、ローマン、ハンのレースシーンは最高にクールの一言
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)とホブズ(ドウェイン・ジョンソンてかロック)の格闘シーンはかなり激しく映画館内では観客は爆笑(あまりに激しく)筋肉愛が見れたww
エンディング中にサプライズゲストと続編につながるもう一つのサプライズがあるので映画が終わっても席を立たないように。
6が楽しみ
Ludacrisの活躍はほぼなし・・・ショック
引用:「自分的にはシリーズ最高の出来!!」ワイルド・スピード MEGA MAX LUDACRISさんの映画レビュー(感想・評価) – 映画.com
低評価レビューの例
Filmarks ★2.5レビュー
ワイルド・スピード MEGA MAXのまーしーのレビュー・感想・評価
リオデジャネイロを舞台に、一段とアクションも派手になった本作。これまでのシリーズのヒットを受けてだろう、これまでの登場人物が集結し、スケールも大きくなっている。
特に冒頭の列車からの窃盗シーンは圧巻。メンバーの手際の良さや車ごと谷底へのダイブなどは印象に残るシーンだった。
また、エンドロールの最中に、ミシェル・ロドリゲス演じるレティの話が挿入され、次作への布石も打たれている。
しかし、全体を通して、なぜか個人的には高評価をつけられなかった。ポール・ウォーカー演じるブライアンが完全な悪党の扱いになったことや、警察本部への侵入といったスパイ映画のような展開に、違和感を覚えたからかも知れない。
加えて、これまでのカーアクション映画としての思想を踏襲するためか、無理にカーレースのシーンを挟んでいるような印象も受けた。その結果、約130分という長尺となっており、間延びしている感は否めなかった。
娯楽映画として王道だと思うが、シリーズを順に追いかけている身としては、当初のカーアクション中心の映画から、少し本筋が逸れた作品だったように思う。
引用:ワイルド・スピード MEGA MAXのまーしーの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
映画.com ★2.0レビュー
ワイルドでもなくスピードも出ず MEGAでも MAXでもない
なんだか、どんどん劣化しているような気がします。
一作目、二作目で終わるべきだったんじゃないでしょうか???
ワイルドでもなくスピードも出ず MEGAでも MAXでもない
前作は、予告編のシーン、つまり導入のシーンが一番の見どころでした。
今回も、電車のシーンも金庫のシーンも予告編でガンガン出してましたよね。
他に見どころといえる部分が無かったような気もしますし、
あれだけの正義感を持っていたはず?
の元FBIも、最初から最後までただの悪人だったしね。
やっぱり、もう、続編必要ないと思います。
引用:「ワイルドでもなくスピードも出ず MEGAでも MAXでもない」ワイルド・スピード MEGA MAX 赤いおじさんさんの映画レビュー(感想・評価) – 映画.com
『ワイルド・スピード MEGA MAX』を観ることができる動画配信サービス
2024年1月11日時点で『ワイルド・スピード MEGA MAX』を観ることができる動画配信サービスは以下になります。
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