文章をもっとわかりやすく!「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」/唐木元 [書評・要約]

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こんな方に役立つ記事です。
・「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」がどんな本か知りたい
・読みやすい文章が書きたい
・文章を書くのが遅い、苦手

会社で資料を作ったり、私のようにブログを書いていたりと、文章を書くことがある人は多いと思います。

あなたは文章を書いていて、

・もっと読みやすい文章が書きたい
・読者に伝わるような文章が書きたい
・もっとスムーズに文章が書けるようになりたい

と思ったことはありませんか?

この記事では書籍「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」から学んだ、読みやすい文章の書き方を紹介します。

この本の著者は、ニュースサイト「ナタリー」で新人研修を務めていた、唐木元さんです。

本書では「良い文章とは完読される文章」をテーマとして、文章の書き方が解説されています。

新しい文章力の教室」を読めば、今よりも良い文章が書けるようになります。

私自身、文章を書くのが遅く、苦手意識があります。

しかし、本書の内容を実践するようになってからは、以前よりもスムーズに文章が書けるようになったと実感しています。

「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」を読んでわかること

・文章を書く前の準備
・読みやすい文章の書き方
・文章を読み返して、直す方法

書く前の準備が大切

あなたは今まで行ったことのない場所に向かうときどうしますか?

おそらく、Google マップなどで目的地の位置やどのような経路で行けば良いかを確認するでしょう。

文章を書くときも同じです。

目的地を明確にし、そこにたどり着くための経路を確認します。

文章を書くのが苦手な人は、いきなり文章を書こうとしてしまっていることが多いです。

「その文章で何を伝えたいのか」という目的がはっきりしておらず、目的地がわからないから経路も決まっていない。

このような状態では、文章がなかなか書けないのも当然です。

そのため、文章はいきなり書くのではなく、書く前に準備することが大切です。

具体的には、以下に示す作業を順番に行ってみてください。

①その文章で何について書くのか、目的を決める
②目的に向けて、書きたいこと(パーツ)を箇条書きにする
③文章のタイトルを決める
④パーツを書く順番を決める
⑤それぞれのパーツをどれくらい書くかを3段階で決める

この作業をすることで、スムーズに文章が書けるようになりますし、目的から逸れた文章を書くことも無くなります。

文章の書き直し

書き上げた文章を読み返し、直すことはとても大事です。

あなたにも自分では良く書けていたと思っていた文章が、後で読み直してみると間違いがあったり、何か違和感があったりしたことが一度はあるでしょう。

ここでは、どのようなことに気をつけながら読み返し、直せば良いのかの例を紹介します。

重複チェック

同じ単語やフレーズを何度も用いていないかをチェックします。

言葉の重複はとても起こりやすく、読み直していて気づきやすいので、重複チェックから始めるのが良いでしょう。

重複の例を以下に示します。

原文

おばさん三女会社社長は有名人です。

修正文

おばさん三女が勤めている会社社長は有名人です。

原文では「」が連続して使われていたので、「」が連続しないように書き直されています。

「の」が連続しなくなったことで、文章の意味が理解しやすくなったと思います。

目安としては「同じ単語が3連続していたらアウト」と覚えてください。

また、一文の中の重複だけでなく、文末で同じ単語が連続していないかも確認しましょう。

原文

私は睡眠に使う時間が無駄だと思い、睡眠をおろそかにしてきました。
しかし、睡眠が体の健康やメンタルにとって非常に大事だと学びました。
なので、今後は睡眠時間をきちんと確保するようにしたいと思いました。

修正文

私は睡眠に使う時間が無駄だと思い、睡眠をおろそかにしてきました。
しかし、睡眠が体の健康やメンタルにとって非常に大事だと学びました。
なので、今後は睡眠時間をきちんと確保するようにしたいと思います。

原文では文末で「ました。」が三連続で使われています。

文章の意味を理解する上で問題はありませんが、「ました。」が連続することで違和感があると思います。

修正文では3つ目の「ました。」が「ます。」に変わっています。

ほんの少しの違いですが、読みやすさには大きな変化があります。

余計な単語はないか

文章を書くのが苦手な人は、文章が長くなってしまいがちです。

文章が長くなってしまうと、文章の内容を理解するのが難しくなってしまいます。

文章をできるだけ短くするために一番効果的なのは、余計な単語を削ることです。

削っても意味が通じる単語なら削ってしまいましょう。

余計な単語として使ってしまいがちなのは以下のような単語です。

・接続詞
・「という」
・代名詞
・修飾語

これらの単語を見たら、削れないかを考えてみましょう。

余計な単語を削った例を以下に示します。

原文

朝起きると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌される。

修正文

朝起きると、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌される。

原文の「という」が削られた例です。

「という」は内容説明の意味を持ち、文をソフトにする印象があるため多用されがちですが、削っても問題がないことがほとんどです。

原文

その建物は実際に見るとかなり大きく、私はとても驚いた。

修正文

その建物は実際に見るとかなり大きく、私は驚いた。

原文から修飾語「とても」を削った例です。

とても」を削っても文の意味合いに影響はないので、削る対象になります。

場合によっては「かなり」も削ってしまってもいいかもしれません。

修飾語は文章に彩りを与えてくれますが、多様すると文が長くなってしまいます。

そのため、修飾語を使うのは特に強調したい部分に絞るのが良いです。

予防線を張っていないか

何かを断定したり、意見を述べたりすることは大変勇気がいるでしょう。

個人的な意見ですが」、「お気に召さない方もいるかもしれないが」などの予防線を張る言葉はつい使いたくなってしまうものです。

しかし、予防線を張る言葉は、書いた内容が読者に当てはまらなかった場合の言い訳になります

そのため、使うと長く、弱腰な文章になってしまいます。

そんな文章を読み続けたい人がどれだけいるでしょうか。

予防線を張る言葉は勇気を持って削りましょう。

予防線を張る言葉を削った例を以下に示します。

原文

ここに書いたことは、あくまで私が経験したことからこうした方が良かったかなと思ったことです。

一個人の考えとして参考にして頂けると幸いです。

修正文

参考にして頂けると幸いです。

原文の1文目は全て予防線を張る言葉になっています。

2文目の「一個人の考えとして」も予防線を張る言葉です。

これらを思いきって削ると、残るのは「参考にして頂けると幸いです。」のみになります。

まとめ

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」について、紹介してきました。

ポイントを以下にまとめておきます。

・文章を書く前の準備が大切
・書き上げた文章は読み返す
・読み返すときは「重複」「余計な単語」「予防線」を意識する

この記事で紹介しなかったことも、本書ではたくさん紹介されています。

文章に苦手意識がある方、もっと良い文章が書きたい方は是非「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」を読んでみてください。

あなたの文章がより良くなる情報が詰まっています。

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