[体験談]工場実習を1か月間行った感想

仕事
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こんにちは。優です。

私は今年の4月から社会人になって、今はBtoB企業の研究開発職として働いています。

入社してから約1か月半は研修期間だったのですが、その内1か月間は工場実習を行っていました

何かを製造している企業に就職することになったら、私と同じように工場実習を経験される人が多いのではないかと思います。

そこで、私が工場実習を1か月間行ってみて感じたことを紹介したいと思います。

会社によって違いはあるでしょうし、同じ会社でも部署によって差はあると思いますので、「この人はこんなことを感じたんだなぁ」くらいの感じで参考にしていただければと思います。

基本的に見てるだけ

工場実習中に何か作業をすることはほとんどなく、基本的に作業しているところを見学することが多かったです。

昔は実習にきている人にも作業をさせていたようなのですが、実習中の怪我や事故が多発したため、現在ではあまり作業をさせないようにしているらしいです。

ずっと見ているだけなので、正直暇です。

その製造工程の見学が始まったばかりのときは色々質問したりできるのでいいのですが、同じ製造工程で見学3日目とかになってくると質問することも無くなり、ただ見ていることが多くなりました。

また、作業中は基本的に立ちっぱなしですし、暇で時間の流れが遅く感じているのですごく疲れました。

基本的に作業をさせてもらえない分、何か作業をさせてもらえたときはすごくうれしかったです。

実習日誌に書くことが無くなってくる

私がいる会社では、工場実習中は毎日、実習日誌を出さなくてはなりませんでした。

日誌にはその日に何をしたのかと、その日の感想を主に書きます。

ただ、同じ製造工程をずっと見学していると、日に日に新しい気づきなども減ってくるので日誌に書くことが無くなってきます。

なので日誌に書くネタを探すのに苦労しました。

想像していたより自動化されていない

実習前の私の工場のイメージは、作業はほとんど機械が自動で行っていて、人はそれの補助であったり正常に動いているかを確認したりするくらいだと思っていました。

しかし、実際は人の手で行われている作業も結構あって、「この作業自動化されてないんだ」とか思いました。

あまり自動化されていない理由が気になったので、実習中に聞いてみると、「人件費が安い海外での設備投資を優先してきたから、日本の工場はあまり自動化が進んでいない」とのことでした。

私はこの理由を聞いて「なるほどなぁ」とすごく納得しました。

研究開発の仕事に役立ちそう

私は工場実習後は研究開発職として、新しい製品をつくるための研究をしています。

この研究開発の仕事で、工場実習の経験はすごく役立ちそうだなと感じています。

私は工場実習中に、

・この材料を使うと機械の掃除が大変
・この材料を使うと、製造中に製品にキズがつきやすい

といった製造現場での悩みを実際に見て知ることができました

「こういった悩みを解決できる材料を開発すれば、現場での作業が楽になる」というイメージを自分の中で持つことができました。

工場で働いている人みんな優しかった

工場実習中は工場で働いている多くの人と関わることになるのですが、みんな優しかったです。

工場で働いている人って怖いイメージがあったので少し不安だったのですが、完全に杞憂でした。

確かに、ちょっと見た目がいかついおじちゃんとかいますが、話してみるとすごい気さくで優しかったです。

まとめ

私が工場実習を1か月間行ってみて感じたことを紹介してきました。

もう一度まとめておきます。

・基本的に作業はしない
・日に日に、日誌に書くことが無くなってくる
・意外と工場内は自動化されていない
・工場実習は研究開発に役立ちそう
・工場で働いている人はみんな優しかった

今後工場実習をする可能性のある人の参考になれば幸いです。

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