この記事では、2008年に公開された映画『インクレディブル・ハルク』について紹介しています。
『インクレディブル・ハルク』の簡単な紹介
『インクレディブル・ハルク』はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画第2作目として2008年に公開されました。
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マーベル・コミックのキャラクター”ハルク”を描いた作品であり、スーパーヒーロー映画という位置づけですが、”主人公が怒りなどの感情によって怪物へと変貌し、それをきちんと制御することができない”という設定により、他のスーパーヒーロー映画とは一味違った作品となっています。
本作の主人公ブルース・バナー役はエドワード・ノートンが務めていますが、本作以降のMCU作品ではブルース・バナー役をマーク・ラファロが引き継いでいます。
私が本作を観た感想としては、「他のMCU映画と比較すると、色々なところで少し見劣りするかな」といった感じです。
ストーリーも今後のMCU作品とあまり繋がらず、主人公ブルース・バナー(ハルク)の俳優も変わってしまうので、これからMCU作品を観始めようとしている方はとりあえず本作は飛ばしてしまってもいいかなと思います。
ただ、迫力あるアクションなど楽しめる部分はちゃんとありますので、時間に余裕のある方はご覧になってみてください。
『インクレディブル・ハルク』のあらすじ
自身へのガンマ線照射実験により、感情の高ぶりで心拍数が上がると緑色の怪物に変貌してしまう体質となってしまった科学者のブルース・バナー。
軍から追われることとなったブルースは、ブラジルのリオデジャネイロに身を隠しながら、正常な身体に戻る方法を見つける実験を繰り返していた。
ある日、勤務先のジュース工場でブルースは手を切ってしまい、血液がジュースに混入してしまう。
ブルースの血が混ざったジュースはアメリカへと出荷され、それを飲んだ人物がガンマ線汚染で倒れてしまったことで、軍は工場を突き止め、ブルース確保のために部隊を送り込んでくる。
部隊の接近にいち早く気づいたブルースは逃亡を図るが、逃げ込んだジュース工場で追いつめられてしまう。
ブルースを確保しようとする軍の部隊だったが、後に”ハルク”と呼ばれることになる緑の怪物へと変貌したブルースとの戦闘へと発展していく…
ブルースは元の身体に戻れるのか、そしてハルクと軍の戦闘の行方はいかに…
『インクレディブル・ハルク』の見どころ
迫力あるハルクの戦闘
本作の一番の見どころは、ハルクの迫力ある戦闘シーン!
超最先端科学や超能力を駆使した戦闘ではなく、暴れて周囲を破壊しまくったり、破壊した車の残骸をぶん投げて攻撃したりと荒々しいアクションシーンが多く、”圧倒的なパワーと頑丈さ”という純粋な強さを感じることができます。
キャプテン・アメリカとのつながり
本作では、ブルース・バナーがどのような経緯で緑色の怪物”ハルク”に変貌してしまう体質になったのかも描かれるわけですが、このストーリーがMCU映画第5作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で登場するヒーロー”キャプテン・アメリカ”とつながってきます。
もし『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を観たことがあるなら、「おっ!」と思う部分があるでしょう。
エドワード・ノートンが演じるブルース・バナーを見ることができるのは本作だけ
本作ではブルース・バナーをエドワード・ノートンが演じていますが、今後のMCU作品でブルースが登場する際はマーク・ラファロが役を引き継いでいます。
エドワード・ノートンが演じるブルース・バナーを見ることができるのは本作だけですので、その演技は要注目です。
個人的にはマーク・ラファロ演じるブルース・バナーの方が好みなのですが、エドワード・ノートン演じるブルース・バナーにもまた違った良さがあります。
ティム・ロスの名演技
米軍の精鋭部隊の一員としてブルースを追い、戦うことになるエミル・ブロンスキー。
そんなブロンスキー役のティム・ロスの演技が魅力的で、他のメインキャラ達と比べてもひと際目を引きます。
ハルクにすら物怖じしない好戦的な性格のブロンスキーを見事に演じたティム・ロスにぜひ注目していただきたいです。
『インクレディブル・ハルク』を観ることができる動画配信サービス
2024年8月13日時点で、『インクレディブル・ハルク』を観ることができる動画配信サービスは以下になります。
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