この記事では、2013年に公開された映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の紹介をしています。
『マイティ・ソー / ダーク・ワールド』の概要
公開日 | 2013年11月8日(アメリカ) 2014年2月1日(日本) |
上映時間 | 112分 |
監督 | アラン・テイラー |
出演者 | クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン トム・ヒドルストン など |
興行収入 | 6億4457万ドル(世界) 6億3500万円(日本) |
前作 | マイティ・ソー(『マイティ・ソー』シリーズ) アイアンマン3(マーベル・シネマティック・ユニバース) |
次作 | マイティ・ソー バトルロイヤル(『マイティ・ソー』シリーズ) キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(マーベル・シネマティック・ユニバース) |
あらすじ
英ロンドンに原因不明の重力異常が発生し、ソーの恋人で天文学者のジェーンが調査に向かうが、そこでジェーンは地球滅亡の鍵となる「ダーク・エルフ」の力を宿してしまう。事態を打開するため、ソーはジェーンを連れてアスガルドに戻るが、そのせいで家族や故郷を危機的状況に陥れてしまう。最後の手段としてソーは、血のつながらない弟で宿敵でもあるロキの力を借りることになるが……。
引用:マイティ・ソー ダーク・ワールド : 作品情報 – 映画.com
主な登場人物・キャスト
ソー
演者:クリス・ヘムズワース
日本語吹替声優:三宅健太
アスガルドの王子。
ミッドガルド(地球)やアスガルドを含む9つの世界の平和のために戦う戦士でもあり、アベンジャーズの一員。
本作では、約2年ぶりにジェーンと再会することになる。
北欧神話の雷神”トール”がモデル。
ジェーン・フォスター
演者:ナタリー・ポートマン
日本語吹替声優:坂本真綾
イギリスのロンドンを中心に活動する天文物理学者であり、ソーの恋人。
本作では、強大な力を宿す”エーテル”に寄生されてしまったことがきっかけでソーと再会を果たすが、ダーク・エルフからも追われることになる。
ロキ
演者:トム・ヒドルストン
日本語吹替声優:平川大輔
ソーの義弟。
映画『アベンジャーズ』での事件後、捕縛され、アスガルドの牢に幽閉されている。
本作では、とある事件をきっかけにソーと共闘することとなる。
エリック・セルヴィグ
演者:ステラン・スカルスガルド
日本語吹替声優:金子由之
ジェーンの父親のような存在で、ソーの友人でもある天文物理学者。
以前ロキに洗脳された後遺症により珍事件を起こし、精神病院に収容されてしまう。
ダーシー・ルイス
演者:カット・デニングス
日本語吹替声優:田村睦心
ジェーンの友人であり、彼女の研究をサポートしている。
マレキス
演者:クリストファー・エクルストン
日本語吹替声優:相沢まさき
ジェーンの体内にあるエーテルを狙う、ダーク・エルフの支配者。
5000年前に9つの世界を支配しようとするが、アスガルド軍に敗れ長年の眠りについていた。
ジェーンにエーテルが寄生したことを察知して目を覚まし、野望のために動き出す。
見どころ・感想
個性豊かで魅力的なキャラクター達
本作の一番良いところは、登場するキャラクターが非常に個性豊かで魅力的なところです。
特にソーの弟ロキに関しては、「もうこいつが主役でいいんじゃないか」と思えるくらい魅力に溢れており、「本作はロキを見るための映画である」と個人的には思っています。
強大な力を宿す物質エーテル
作中でジェーンが吸収した、強大な力を秘めた液状の物資”エーテル”。
このエーテルを狙うダークエルフとジェーンを守りたいソーの戦いが巻き起こるため、エーテルは本作におけるキーアイテムと言えます。
さらに、エーテルの重要性は本作だけにとどまらず、今後のMCU作品においても重要なアイテムとなっていますので、”エーテルがどんなものなのか”、”最終的にどうなったのか”などに着目して映画を観ていただければと思います。
アスガルドの様々な場所が描かれる
本作では、主人公ソーが暮らす国”アスガルド”の街並みや、囚人たちが捕らわれている牢、外敵からアスガルドを守るための防衛兵器など、前作では描かれなかった部分が描かれます。
地球とはまた違った風景が見られるということで、楽しめるポイントの1つかなと思います。
ストーリーとアクションは賛否が分かれるかも
本作はキャラクターが北欧神話を元にしていたり、天文物理学の要素が取り入れられているなど、一般には馴染みのない設定となっており、「ストーリーに関しては賛否が分かれそうだなあ」と感じました。
また、アクションシーンに関しては、重力異常により空間がめちゃくちゃになっている状況での戦闘の描き方は良かったのですが、全体的にはちょっと物足りないと思いました。
クレジットシーンも必見!
本作に限らずMCUの映画作品では、本編終了後のエンドクレジットの途中と最後に短い映像が流れます。
本作においては、エンドロール途中のミッドクレジットシーンが、MCU映画10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、さらには19作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へとつながる内容となっています。
クレジットシーンもしっかりと観ておきましょう!
作品の評価・レビュー
※2022年7月23日時点
映画.comやyahoo映画などのレビューを見てみると、評価点の平均が5点満点中3.6点となっており、まずまずの評価であることがわかります。
高評価のレビューを見てみると、「ストーリーやアクションシーンが良かった」という声ももちろんあるのですが、キャラクターの描かれ方(特にロキ)を絶賛しているものが多い印象を受けました。
一方、低評価のレビューでは、「ストーリーがわかりにくい、つまらない」、「他のMCU作品と世界観が違いすぎてついていけない」など、ストーリーや設定が良くなかったという内容のものが多かったです。
高評価レビューの例
星5 面白かった!
期待通りの面白さでした(^-^)
引用:マイティ・ソー ダーク・ワールドのレビュー・感想・評価 (6) – 映画.com
迫力満点、笑い所あり泣き所ありの飽きさせない展開であっと言う間に時間が過ぎてました(^_^)
ロキのキャラクターが細かく描かれていた点もすごく良かったと思います。
面白くないと感じる人は単純に好みではないだけかも;^_^A
この手の映画が好きな方にはオススメしたいです!
星5 期待してなかったのに
普通に面白かったです。
引用:マイティ・ソー/ダーク・ワールド の映画レビュー・感想・評価 – Yahoo!映画
(内容的に前作とアベンジャーズは必見)3Dで観たのですが、ファンタジックな映像美に見とれました。
ソーがジェーンやダーシー達と二年ぶりに再開するシーンに思わずニヤニヤ。アメコミらしく所々コミカルなシーンもあって笑えます。
あと何と言ってもロキのキャラクターは素晴らしい。旦那が「主役よりも存在感あるね!」と称賛してました。笑
個人的には前作よりも好きです。
ちなみにエンドロールは二つあるので、最後までお見逃しなく。
低評価レビューの例
星1.5 ロキさんを愛でる映画
敵さんが宝物を取り返しに来るよ
さすがダークワールド!くっら!別にダークな風潮にひてないのに暗い。
敵が暗い。というか魅力が無い。クリーチャー系の敵はなかなか好きになれない。特に支配欲系は。
ストーリーも暗い。上に感動も驚きも無い。中盤の悲劇についても、今までの思い入れが無さすぎて何も感じられぬ。あれ、2時間何してたんだ…というくらい、中身が薄い。ロキさんだけはやっぱり魅力的。
引用:マイティ・ソー ダーク・ワールドのレビュー・感想・評価 (2) – 映画.com
星1 設定がイマイチ理解できない
前作、アベンジャーズも観た。本作でも比較的詳細に背景が説明される。
引用:マイティ・ソー/ダーク・ワールド の映画レビュー・感想・評価 – Yahoo!映画
それにも関わらず、私の理解力が不足しているのか設定がイマイチ理解できない。正直退屈な映画だった。
『マイティ・ソー / ダーク・ワールド』を観ることができる動画配信サービス
2024年8月13日時点で、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を観ることができる動画配信サービスはDisney+です。
Amazonプライム・ビデオでも観ることはできますが、レンタル料が別途かかってしまいます。
Disney+ | Amazonプライム ・ビデオ |
見放題 | レンタル料199円 |
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